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12.212021
行政書士試験の中身は?
今日は、行政書士試験の問題の中身をご紹介します。
もう知ってるよ、と言いう方も多いかと思いますが、とりあえず書かせて頂きます。
試験の科目は、行政書士試験を管轄する「一般財団法人行政書士試験研究センター」のホームページでは以下の通りとなっています。
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「行政書士の業務に関し必要な法令等」(出題数46題)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令に関して出題します。
「行政書士の業務に関連する一般知識等」(出題数14題)
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
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ですが、実際の学習はどのような範囲かと言いますと、
基礎法学=法学の歴史、体系など
憲法=その名の通り、裁判所の判例など
行政法=行政法に関する一般な知識や理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法、裁判所の判例など
民法=そのまんま、判例も含み
商法=会社法含む
一般知識=そのまま一般知識、文章問題
です。
基本は「マークシート」ですが、民法2問・行政法1問の計3問は「記述式」となります。
なかなか学習範囲が広いな、というイメージを持たれたかと思います。初めてトライする人は、一応一通りは何たるかを分かるために1回は全て目を通すことが必要です。
試験の全体を分かるようにするため、まずは全て1周することは重要です。
ただし、どのような国家試験であっても「肝(きも)」になる科目はあります。
どなたも学習時間は限られていますので、重点を置く科目を決め、効率よく学習することが必要です。
次回は、試験問題の配点などについてお話します。
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