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10.162021
空き家問題
空き家問題
小職の住んでいる場所は、平成に入ってから造成・戸建て販売されて地区ですが、すぐ隣の地区は昭和40、50年代に開発された地域です。生まれてからもう50年経つ団地ということになります。
趣味で、ランニングをしていますが、そこの団地を周回していますと、10軒に1軒は空き家みたいです。言い過ぎですが、20軒に1軒は「空き家」もしくは「空き家ではないものの、家・庭木が手入れされていない空き家風」な家屋があります。
家は手入れをしないとドンドン性能が劣化していきます。庭の木々は手入れをしないと伸び放題となりドンドン見た目が悪化していきます。
ご年齢が進むと体力・気力とも衰えていき、自己の家の管理もままならない状況になっていくこともあるでしょう。
空き家が増えると、街の景観が悪くなることも当然ですが、治安が悪くなっていきます。空き巣被害の発生、そこに住んでいる人の心が暗くなっていく。
どこの団地でも同じ状況が生まれてくると思います。
打開の状況は、例えば遺言書で家屋の処理を託す。家を建てる時の団体保険を活用し、死んだら土地家屋を整理できる仕組みなど。
例えはどうか別ですが、口の中に虫歯ができ、それが進んでいくと他の歯も虫歯になっていくように周辺環境が悪くなっていくように見えます。
土地ディベロッパー・行政も、街を開発するときはイケイケドンドンですが、50年、100年先の姿をどうするのか、考えて行政側も開発許可を出してほしいものです。
森を切り開き開発し、街を作った後、その役割が終わった後、また森に戻す事を考えていかなくてはならない時期に来ているかな、と思います。
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